家具全般お取扱上の注意
家具の正しい置き方
- 地震対策をしましょう。
- 高温多湿に注意してください。
- 直射日光、熱、冷暖房器具から離れた位置におきましょう。
- 家具は水平を保ってください。
保守・点検
- ネジ類を時々点検してください。
- 害虫を発見した場合は、直ちに殺虫や防虫処理をしてください。
お手入れ方法
- 普段は柔らかい布で、カラ拭きをまめにすることで十分です。汚れのひどい場合は、薄めた中性洗剤を浸した布で汚れを落とし、固く絞った布で水拭きをし洗剤分をふき取ってください。最後に乾いた柔らかい布で仕上げ拭きをしてください。
- 引出しが堅くなった場合は、一度引出しを全部はずして風通しの良い場所で陰干しし、すれ合う場所にロウ、パラフィンをつけるとすべりがよくなります。
ご使用上の注意
- 家具の上に乗らないでください。
- キャスター付きの家具で遊んだり、激しく動かさないでください。
- 扉などにぶら下がったり、引出しをいっぱいに引き出さないでください。また開閉は無理な力を入れず、周囲の人に当たらないよう、手をはさまないよう気をつけてください。
- 棚板は確実に取り付けてください。
- 家具を移動するときは二人以上でしっかり持ってください。
- 鏡、ガラスを使った家具を乱暴に扱わないでください。
- 家具の上に物を置くときには、熱いものや濡れたもの、ザラ付のあるものを直接おかないでください。
また、ビニール製品を長い間放置すると変色、べたつきの原因になりますので、ご注意ください。
オイルフィニッシュ家具お取扱上の注意
オイルフィニッシュ製品の特徴
当館の製品は、木にやさしく環境にやさしい、自然の植物油をベースにした「オスモカラー」(オイル)を使用しています。 詳しくは「日本オスモ」HPをご覧ください。- 原料:カルナバワックス、カンデリラワックス、亜麻仁油、ひまわり油、大豆油、アザミ油
- 無公害だから、口に触れても安心。
- 塗りムラのない美しい仕上がり。
- 湿気の多い場所に最適の優れた撥水性。
- 自然のままの通気性・調湿性を実現。
- 優れたメンテナンス性。
日常のお手入れについて
- 普段は柔らかい布で、カラ拭きをまめにすることで十分です。
- つやが引けてきたり、水汚れがつくようになったりした時は、オイルを含ませた布で薄く塗りますと、しっとり感がよみがえります。
- オイルが浸透し、硬化・安定するまで約半年ほどかかります。その間は汚れがつきやすいので特にご注意ください。特に湿気を帯びた金属類(缶コーヒー・缶ジュースなど)に反応して汚れがつきやすいので、直接おかないように気をつけてください。
ヨゴレがついた時は・・・
- 調味料や酒などがついた時は、固く絞った布巾ですぐに拭き取ってください。
- 水拭きでとれない場合は、オイルを含ませた布でこすった後、別の布でカラ拭きしてください。
- しみ込んだヨゴレやキズには、次の方法で補修してください。
- サンドペーパー(#240~#400)で、ヨゴレやキズを削り、なめらかな表面になるようにします。 *注意*削りすぎないよう、少しずつこすってください。
- オイルを含ませた布でこすった後、別の布でカラ拭きします。
- 20~30分後、再度②の作業をします。
- つやが足りない時は、翌日、もう一度②の作業をします。
- 上記の方法でも補修できないとき、ご不明な点などがございましたら、遠慮なくご相談ください。
- ご使用後のウエスは水につけておくか、焼却処分してください。
「オイル」・・・当館で使用しているのは「オスモカラー」ですが、お急ぎのときはサラダオイルやオリーブオイルでも代用できます。また、「オスモカラー」は小分けいたしますので、お申し付けください。
「サンドペーパー(#240~#400)」・・・ホームセンター、金物店などで販売しています。当館でもご用意できます。
■修理について■
そろばん、家具、工芸品に関するあらゆるメンテナンスにお応えします。
詳しくはおたずねください。ただし、修理不能の場合もございます。