八岐の大蛇退治で知られる島根県の奥出雲、神話と歴史を今に
色濃く残す町に 「そろばんと工芸の館」はあります。その地に育った名工の腕と技が、「そろばんといえば 雲州」といわれるほどの伝統を築きあげました。
その鍛え抜かれた技術をもって、日本伝統の欅、黒柿、松など
現代では希少価値の高い木工資源の 魅力を格調高く活かした奥出雲家具を創りあげました。近年は伝統の銘木家具を、「もっと身近に」「普段の暮らしの道具に取り入れられたら・・・」と、そんな発想から生まれた、栗の家具のシリーズが人気です。
「和」を極めた伝統の技と匠、自然の息吹を味わう奥出雲家具を、ぜひお試しください。
そろばんと工芸の館について
当サイトの運営母体「雲州そろばん協業組合」は、奥出雲町・横田の伝統産業である雲州算盤の製造を当地に残すために、雲州算盤メーカー5社が一緒になり設立し、工場、展示場を兼ねた新社屋「そろばんと工芸の館」を平成10年4月にオープンいたしました。
算盤の職人は年々高齢化しており、将来の生産不安を解消するため、志しのある5社が合併して算盤の生産販売を一本化いたしました。
また、昭和45年頃から算盤の堅木を加工する技術と材料を活かして工芸家具の製造を行っていましたが、その工芸家具の展示場及び製造工場を新設し、お客様に実際に作るところを見てお買い上げできるようにいたしました。
懐かしくて新しい。
地元の素材にこだわり、その魅力を最大限に活かした、巧みの手と技による美しくぬくもりの ある家具。
どこか懐かしいのに新しい。 時の流れとともに姿を変えた、伝統素材と現代フォルムの出会いは、今までに存在しなかった、まったく新しい価値観の家具です。
ものづくりのふるさと 奥出雲。
中国山地のふところに抱かれた町、島根県奥出雲町。
この地にはヤマタノオロチ伝説をはじめとする古き神話の時代から受け継がれる ”ものづくり”の伝統があります。
砂鉄から日本刀の原料となる玉鋼(たまはがね)を作り出す「たたら製鉄」、 200年余りの歴史から日本の伝統産業に指定されている「雲州そろばん」は その代表的なものです。
それらの”ものづくり”に対する独自の文化は現在に脈々と受け継がれ、 自然との調和を目指す家具工房を生み出しています。
奥出雲の工房家具
奥出雲の家具工房には、量産のための生産システムは一切ありません。
ひとつひとつ表情の違う無垢の素材にさまざまな個性を与えることが、 私たちのモノづくりの姿勢であり、最大の歓びであるからです。
従って奥出雲の工房家具は、素材選びからデザイン、設計、仕上げまで すべての要素が実際に家具をお使いいただくお客様と私たち作り手との 対話から生まれます。
顔の見える家具、モノづくりこそが私たちが受け継いできた伝統であり、 作り手である私たちの価値そのものなのです。
会社概要
社名 | 雲州そろばん協業組合 |
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店舗名 | そろばんと工芸の館 |
代表理事 | 岩佐 俊秀 イワサ トシヒデ |
事業内容 | 算盤製造、販売、卸・木製家具製造、販売、卸 |
所在地 | 〒699-1822島根県仁多郡奥出雲町下横田76-5 |
TEL | 0854-52-0839 |
FAX | 0854-52-1057 |
web@okuizumokagu.com | |
営業時間 | 9時〜17時 |
定休日 | 土・日・祝日・年末年始 |
駐車場 | 20台駐車可能 |